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サイトにお越しくださり、ありがとうございます。

文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」のおかげで予期せぬオンライン講座運営を始める事になりました。

恩師の講座が自分のサイトに並んでいるとは、なんとも壮観です。

公的な協会や団体のようなサイト名を付ける事も考えましたが、大きく見せるのは趣味ではないし、時代もそちらを向いていないようです。

たいへん貴重なものをお預かりしているという気持ちで、役目を果たせるよう努めて参ります。

2021年2月 長谷川ゆき


長谷川ゆき 指揮者・ピアニスト

長谷川ゆき プロフィール

東京都出身。パリ・ミラノで学んだ指揮者・編曲者・ピアニスト・プロデューサー。東京/パリ在住。

2019年には日本クロアチア音楽協会(代表:安達朋博氏)例会に再び指揮者として客演、パパンドプーロのシンフォニエッタ等を選曲し、モスト室内管弦楽団(プロ)と日本初演。「高貴さやロマン性、民俗的な要素も加味された素晴らしい内容で、こうした優れた作品を日本初演した意義は大きい」「冒頭から弾けるような演奏が展開」「活気にあふれ、新古典主義の様式感が良く出ていた」と評された。公演前半のソルコチェヴィッチの交響曲では「(緩徐楽章の)チャーミングな哀愁」「イタリア的な明るさと、どこか愛嬌を感じさせる作風」(いずれも長谷川京介氏の批評より)を伝える事に成功した。

ピアノリサイタルは「ダイナミックな奏法を上手く活用した、とても雄弁かつ立体的な印象」「曲目毎に、その特徴をうまく引き出し、ピアノという楽器がオーケストラに引けを取らない程、豊かな表現力を具備している点を、改めて感じさせてくれた」(2018 お客様SNS投稿より)等の評を得ている。

2020年はニキシュ国際指揮コンクールにて日本人唯一ファイナルに進出。プロデューサーとして音楽の他建築や歴史の話も聞ける「クロアチア音楽祭@オンライン」(文化庁補助事業)を開催。ピアニストとして、パリの室内楽コンクールで3つの1位を受賞したデュオ(フルート:竹氏美加氏)のライブ録音を含む室内楽やソロのストリーミングアルバムをリリース。

また、これまでの演奏活動で自ら編曲して来た作品群の楽譜出版を開始。2018年のパリオペラ座首席チェロ奏者オレリアン・サブレ リサイタル(「音楽の友」にて絶賛評)で演奏したフランクのソナタのピアノパート音域アレンジ譜や、2018年にアーク証券主催で行ったピアノリサイタルのドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」ピアノ独奏版、2015年に台湾国家交響楽団首席テューバ奏者 宮西純氏のCDに収録したアーバン「ヴェニスの謝肉祭の主題による変奏曲」のピアノ間奏変奏版などを順次刊行中。

室内楽奏者として20世紀初頭の実験的和声作品等に意欲的に取り組み、これまでにカスティヨン、ステーンハンマル、ユオン、ピラーティ、ルーセル、ヴィエルヌ、シュールホフ、ルクー等の作品を、有名曲とともに親しみやすくプログラムを組み上演。クラシック通でも不慣れでも楽しめるシリーズとなっている。元パリ管弦楽団ヴァイオリン奏者ジャン=ピエール・ラクール氏とヴィエルヌ作品を含むCD録音も行う。

フランス、イタリア、オーストリア(ブラームス国際)、ハンガリーにてピアノ・室内楽・指揮でコンクール優勝・入賞。国立音楽大学ピアノ専攻、パリ国立地方高等音楽院室内楽研究科、作曲書法科、管弦楽法科、ミラノ市立クラウディオ・アバド音楽院オーケストラ指揮専攻科修了。リヨン国立高等音楽院作曲書法科にも学ぶ。学生時代より豊かな音楽性と和声感、調子の良さで度々管弦楽器イベントの公式ピアニストに起用される。近年はピアノ部門も含め音楽コンクールで審査員や公開レッスンも担当。

ピアノを幼少より山田富士子氏に師事。南仏トゥールーズのティエリー・ユイエ、ドイツのアルヌルフ・フォン・アルニム両氏に各々数年に渡り師事。室内楽をジャン=ピエール・サブレ(パリオペラ座コンサートマスター)、エリック・ル・サージュ、ポール・メイエ、管弦楽法をメシアンの高弟アラン・ルヴィエ、作曲書法をベルナール・ドゥ・クレピー、指揮をレナート・リヴォルタ、ヴァンサン・ルノー他各氏に師事。2019年度は広上淳一氏率いる東京音楽大学指揮科にて聴講生としても学び、米津俊広氏に師事。

フランス政府より「能力と才能」ビザを受給。(株)プロアルテムジケ協力アーティスト。 IMRO作編曲家会員。アンサンブル・コルディアーレ(音楽企画室)、ボン・コンセール出版、Lyrica Records各代表。 https://yukihasegawa.com

(2020.12更新プロフィール)